日本の企業で働いていると気づかされるのが、男性、特に年上の既婚子持ち男性は【俺日記※】を送りつけてくる人が非常に多いということであります。
※俺日記とは数年前、ネットで話題になった言葉で、一言でいうとメール系デジタルツールを使って関係の薄い独身女性に、イチイチ、明日することや今日したことなどを報告するという現象です(笑)。
女性のキモチを書きます:
初期「はあ・・」
↓
中期「なんで送る?」
↓
後期「わて、あんたのおかーちゃんちゃいますねんけど」
と次第に怒りがふつふつとこみあげてくるのです。目上の方だし立場も上だったりするので、適当に期待されそうなセリフをかけます。例えば「へーすごいですね」「はーそれは大変でしたね」「おーさすがですね」とw。
次第にエスカレートしてくると、こちらの容姿や性格についての評価をしてきます。
しかしまあそれは少数で、そうではなくても、ちょっと職場で知り合っただけのお付き合いの異性に、イチイチ報告してくる、というのはいったいなんなんでしょう?特にメーカーなどの閉鎖的な職場でこういったことはよく見られます。
もし女性がはっきり拒絶したら、それ以降態度がコロリと変わり、評価を下げられたり、変な噂を広められることもあるそうです。
なぜ日本の職場ではこういうことが起こるのでしょうか?
一つには、母性に対する歪んだ価値観だと思います。男と女となるときに、あらゆる女性には母性が期待されます。言い方を変えると、マザーです。母親です。もちろん自分のお母さんに母性を求めるのは当然ですが、なぜ、部下の女性や、奥さんや、同僚の女性や、交際相手に、母親を求めるのでしょう?あまりに日本では当たり前になりすぎているのです。
お母さんに、自分を見てほしい、ほめてほしい、頑張ったねって言ってほしい。それを、何回もいいますが、赤の他人の、職場で知り合っただけの、年下の立場的にやりすそうな女性を狙って、毎日毎日飽きもせずに送り付けるというのは、いかがなものでしょうか?おそらく奥さんなどにも足蹴にされてしまって、職場の女性にお母さんを求めるしかないのでしょう。
なぜ、日本人女性は、成人しきった男性に対して、会社や、社会的、オフィシャルな場所で、子供や動物などに対して発令させる母性を発揮しなければならいのか、ぜひもう一度考えてほしいし、された方はとても気持ち悪いです。私はこの点についてとても不満を持っています。
欧米の企業では、職場恋愛・結婚は禁止されている職場が多いそうです。日本の職場のお嫁さんを探す風潮が、現在のような俺日記につながっているのではないでしょうか。
でいろいろネットで調べていたらネオテニーという言葉を見つけました。もともと身体的特徴の比較だそうですが、アジア人を欧米人を比べて身体的に幼児的であるという記事でした。そこで私は思いました。これって精神的・文化的にも当てはまるんじゃないのか?と。
★ネオテニーとは★
外回りの隙間更新のため更新おそくてすみませんが、つづく
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